漢方のある食事で心と体の不調を解決しよう『七十二候の食薬レシピ』

  • 2020.10.09
  • (更新日:2020.10.10)
  • 書籍
漢方のある食事で心と体の不調を解決しよう『七十二候の食薬レシピ』

季節の変わり目になると調子が悪くなりませんか?熱があるわけでもないし、仕事にも普通に行けるけど疲れやすかったり、気分が沈みがちだったり。これは心と体が季節の変化に追いついていないときに起きてしまう現象です。この時期ですと秋バテと呼ばれることもありますが、涼しさに心も体も慣れておらず、自律神経が乱れてしまいます。

それを解決する最も手っ取り早い方法は寝ることです。1日8時間睡眠を心がければ、ほとんどの不調から抜け出すことができます。でも仕事が忙しい人は1日8時間も睡眠時間を確保できませんよね。そうなってくると次に改善すべきは食事です。食事に漢方の考え方を取り入れるとコンディションが整います。

ただ漢方は本格的に学ぶとなると、奥が深すぎて大変です。もっと簡単に漢方を生活に取り入れて欲しいということで発売されたのが、『七十二候の食薬レシピ』です。

現代の日本の気候風土に合わせて解説

本書のベースになるのが「七十二候」です。七十二候とは旧暦にもとづいて1年を72等分して考え、その季節ごとに体に起こりやすい不調や、漢方や薬膳の考え方を使った改善策を紹介しています。歴史ある漢方の考え方だけでなく、現代の栄養学と合わせているのがポイントです。

一般的な漢方の本はとても難解で頭に入ってきにくく、実践するのも難しいのですが、本書では日本の気候風土と日本人の体質に合うよう、「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」「桃始笑(ももはじめてさく)」「虹始見(にじはじめてあらわる)」といった七十二候に照らし合わせ、まるで占いのように的確なアドバイスしてくれます。

その季節の食薬として何が適しているのかがわかり、それは同時に旬が何かを学ぶことにもなり、食材選びの参考にもなります。

毎日の食生活に取り入れやすい料理レシピを紹介

嬉しいのは七十二候に合わせた食材を紹介するだけでなく、ちゃんとレシピも書かれている点です。漢方というと聞いたこともないような調味料をたくさん用意しなくてはいけないように思えますが、本書では普段遣いの調味料を使った、特別ではないレシピが紹介されています。

普段からあまり料理を作らないという人でも、簡単に作れてしまうので、料理初心者にもおすすめです。しかも身体に優しく知識もつく、一石二鳥どころか一石三鳥にもなる1冊です。本屋さんで購入するか、ネットショップで取り寄せて、健康な心と体を取り戻すための自分で作ってみましょう。

書籍情報

七十二候の食薬レシピ
著者:大友育美
定価:本体1,300円+税
発売日:2020年10月8日(木)
判型:A5判/160ページ
電子版:同時配信
ISBN:978-4-05-801201-7
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/

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