心と身体が健康であるということ

心と身体が健康であるということ

武道の世界には「心技体」という言葉があります。また古くから「健全な精神は健全な肉体に宿る」とも言われています。ところが私たちは健康をイメージしたときに身体のことばかりを考えて、心をどこかに置き去りにしているところがあります。

健康のためにランニングをする人はいますが、心を穏やかにするために座禅を組むという人は少数です。いないわけではありませんが、反対に心を主にする人はどこかで身体のことをおろそかにしがちです。でも、本当に大事なのは心も身体も健康であるということです。

non-ki最初の投稿ということで、まずは心と身体が健康であるというのはどういう状態にあるのかをわかりやすく解説していきます。

心の健康は自律神経によって決まる

自律神経という言葉を耳にしたことはあるかと思います。なんだか難しそうだなと思って深入りしないようにしてきた人も多いかと思いますが、ここではできるだけ噛み砕いて説明するので、敬遠せずに読んでみてください。

自律神経は2つの神経系で成り立っています。

  • 交感神経
  • 副交感神経

交感神経というのは運動をするときに活発になる神経で、副交感神経というのは休んでいるときに活発になる神経です。ここまではなんとなく分かっていますよね。寝ているときは副交感神経が優位になり、起きて活動をすると交感神経が優位になる。

よくある勘違いが、この交感神経と副交感神経のバランスですが、どちらがが活発になればどちらがが不活性化するというわけではなく、どちらも活発になることもあります。スポーツ選手が「ゾーンに入る」という言葉を使いますが、まさにその状態が、交感神経も副交感神経も最大に活性化している状態です。

心の健康はこの自律神経の状態によって決まります。交感神経によってある程度の活発さを持ちながらも、副交感神経の活性化によって興奮状態ではなく冷静さを維持できている。このバランスが取れている状態を健康と言います。

このバランスが整っているときには、何をしても上手くいくように思えます。反対にバランスが崩れると、不安になったり、イライラしたりします。ですので、心の健康を手に入れるには、自律神経のバランスをとる必要があります。

ただし、交感神経も副交感神経も私たちの意思では動いてくれません。大人数の前に出て話をするときにドキドキが止まらなくなる人がいますが、ここで「収まれ」と念じても心臓の鼓動が止まってくれません。このように自由自在に操れないところに自律神経の難しさ、心の健康の難しさがあります。

身体の健康は運動・休息・栄養で決まる

心の健康は自律神経のバランスで決まるとお伝えしましたが、身体のほうがもう少しシンプルでコントロールが簡単です。おそらく多くの人がイメージしているように運動をすることで身体の健康を維持できます。ただし、適度な運動というのがポイントになります。

健康といえばランニングですが、例えばフルマラソンというのは不健康の極みと言っても過言ではありません。過度な運動で関節や筋肉を消耗しますし、体内に大量の活性酸素が発生します。強い体を持っているはずのアスリートが短命なのは、過度な運動の連続が原因とされています。

運動は必要ですが、ランニングなら30分程度を息が上がらないくらいのゆっくりとしたペースで走るのがベストであり、それ以上はむしろ走らないほうが健康だったりします。ランニング以外ではウォーキングもありますが、これが8,000歩程度が理想です。

ただし、運動はそれ単体では意味がありません。運動に対して十分な休息を取らなくては運動による疲労から回復しません。また十分な栄養を摂っていないと筋肉が形成されませんので、運動が無駄になってしまいます。

反対に食べすぎた場合には脂肪になってしまいます。多少の脂肪が付くことはかまいませんが、メタボリック症候群にまでなるといくら運動をしていても、それは健康とは呼べません。運動量に見合っただけのカロリーと栄養素を過不足なく補給することが健康の基本になります。

程よい運動と十分な睡眠時間、そしてバランスの取れた食事。この3つが成立しているとき、私たちの身体は健康になります。走っているだけ、筋トレをしているだけでは健康になりませんので気をつけてください。

ストレスを遠ざけること

心と身体の健康を維持するのにもうひとつ大事なのは、ストレスを遠ざけることです。現在の社会においてストレスゼロにすることは無理です。会社員として働いていたら通勤するだけでもストレスで、人間関係だって何かしらの不満がありますよね。

この地球上には自分以外の人間が60億人もいるわけですから、思い通りに行かないことのほうがほとんどです。そういう環境においていかにしてストレスを減らせるかを基準に行動を選ぶことがとても重要になってきます。

満員電車がストレスなら早朝に出社するのもいいですし、会社の近くに引っ越すというのもいいでしょう(むしろそれが正解)。どうしても相性が悪い人が上司だとしたら転職するのだって選択肢にいれてもいいんです。

自分を苦しめるものからいかにして逃げるか。

私たち日本人は、耐えることを美徳とするような教育を受けてきました。それはそれで美しいことですが、その耐えることを逆手に取って儲けようとしている人たちがいます。いや日本の経営はその耐えることが前提で成り立っていることがほとんどです。

だからブラック企業がいつまで経ってもなくなりません。そういうところにいつまでも身を置くくらいなら、自分のやりたいことをやって低収入でものんびりと暮らしたほうが幾分マシではないでしょうか。

それは極端な例ですが、ストレスはとても怖いもので、できる限り遠ざけなくてはいけません。ましてや耐える必要はなく、耐えれば耐えるほど心も身体も消耗して不健康になります。そのことは忘れないようにしましょう。

まとめ

今回はまず健康というのがどういう状態なのかについて解説しました。意外と知っているようで知っていない健康のこと。なんとなくでも理解してもらえたのではないでしょうか。non-kiではそんな健康を守るための情報発信を行っていきます。

健康のための食事やアイテム、知識など幅広くご紹介していきますので、気軽な感じで「のん気」に楽しんでもらえればと思います。

これからの時代、自分の健康は自分で守らなくてはいけません。そのための気づきを提供できる存在になることを目指して、コツコツ更新していきますので、よろしくお願いします。

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