SNS疲れから抜け出すためにすべきこと【嫉妬に負けずコロナ時代を生き抜く】

  • 2020.07.06
  • (更新日:2020.07.07)
  • コラム
SNS疲れから抜け出すためにすべきこと【嫉妬に負けずコロナ時代を生き抜く】

新型コロナウイルスの感染拡大によって、様々な部分で世の中が大きく変わりました。その中でも大きな変化があったのが、TwitterやFacebookなどのSNSです。自己主張が強い人が増えてきて、自分だけの正義を振り回し、周りの人を見境なく傷つけています。

ちょっとした行動の揚げ足を取られて、嫌な気分になった経験のある人も多いのではないでしょうか。反論したくても相手は正論を武器にしているので、何を言っても通じない。そうなると無視するしかありませんが、そうなると自分の中にストレスを溜め込んで、それがSNS疲れにつながっています。

こういうとき、穏やかに生きたいだけの私たちはどう行動すべきなのでしょう?今回はSNS疲れをテーマに、そこから抜け出すためのポイントについてお話していきます。

SNSで他人を攻撃している人は嫉妬しているだけ

政府を叩いている人も、周りの人を叩いている人も、共通しているのは、その原動力がただの嫉妬だということです。自分よりも優遇されている人たち、自分よりも成功している人たちへの嫉妬があり、その嫉妬心を隠すために正論で嫉妬の対象を攻撃しています。

よく「正義感が強すぎて……」みたいな表現をされていますが、他人を攻撃する人に正義感なんてものはありません。正義感を持っている人は、そもそも自分以外の誰かを攻撃したりはしません。彼ら彼女らはただ嫉妬をしているだけです。

それは私たちも一緒です。SNS疲れを感じているというのは、自分の中に嫉妬の気持ちが生まれ、それをうまく処理できないから疲れます。これまでは自分の嫉妬心だけが問題でしたが、今は他人の嫉妬心が攻撃をしてくるので、二重のストレスを感じて「SNSはもう嫌」みたいな気持ちになります。

これが新型コロナウイルス以降に大きく変わった点です。

ではなぜ嫉妬をしたら攻撃的になるのか。それは人の心理が影響しています。私たち人間は自分が手にすることができないものを他の人が手にするのを見ると嫉妬します。これは悪いことではありません。時として「自分もがんばろう」というモチベーションにもなりますから。

問題は他人が手にできて、自分が手にできないことを上手く消化できずに、それを手にした人を叩きのめしたくなる心理が働くケースがあるということ。ただ、嫉妬心をそのままぶつけるのはとても醜いことだから、直接的に嫉妬心をぶつけずに、正論で相手を叩き潰そうとします。

正論という斧を全力で振り回す。正論だから自分は間違っていない。正論に反することをしているのだから相手が悪い。悪いのだから叩かれて当然と考えます。こうやって自分を守ろうとする人が増えています。これはとても危険なことです。

自分が正義の人にならないためにすべきこと

SNS疲れから抜け出すためには、まずは自分がこの間違った正義の人にならないことが大事です。でも「嫉妬しないように気をつける」なんて努力してもムダです。嫉妬心は本能であり、無理に抑え込むべきものではありません。

人間には内向的な性格の人と外向的な性格の人がいて、多くの人は外向的で、他人の評価を重視します。周りの人が褒めてくれることが嬉しくて、反対に評価されないことを継続するのが苦手です。良い悪いではなく、そういう性格だという事実を伝えているだけです。

このタイプの人は周りの目が気になるので、嫉妬しないということ自体が無理です。内向的な人は自分の内側に関心があるので、誰かを嫉妬することはあまりありません。他人にも興味がないので、SNS疲れもほとんどしません。人によっては他人の投稿をほとんど読んでいなかったりします。

だからきっと、SNS疲れから抜け出す方法にも興味がないと思うので、ここでは内向的な人は省いて話を進めます。外向的な人はどうしても他人の目が気になり、他人が何かを得たことに嫉妬します。ここまでは仕方がないことだと受け入れてください。

「他人の目を気にするな」なんてアドバイスをする人がいますが、まったくもって無意味です。それができないから悩んでいるわけですから。

極論から言えば、SNS疲れをしているならアプリを消してください。TwitterもFacebookもInstagramも全部消してください。これが最も簡単にSNS疲れから抜け出す方法です。こんなものがなくても生きていけます。

でも、すべてのアプリを消すと連絡が取れなくなる人もいるから困るという人もいますよね。アプリを消さずにSNS疲れを解消したい。ちょっとわがままな願いですが、そういう場合には次のことを心がけましょう。

  • 他の人の投稿はすべて肯定する

これだけです。

他の人の投稿は全部肯定してください。別に言葉にしなくてもかまいません。自分の考えと違っても「なるほどこの人はそう考えるんだ」というように受け入れるようにしましょう。別に好きになる必要はなく、受け入れるだけです。相手の言動を受け入れたら、もう自分の正義を振り回す必要がなくなります。

誰かに正義を振り回されないようにするためにすべきこと

他人の投稿を全部受け入れたら、SNS疲れがかなり軽減されます。継続していけば「他人は他人」と思えるようになります。ただ、そうなっても自分が投稿していれば、それを否定してくる人が出てきます。正義の斧を振り回してくる人が必ずいます。それを回避する方法はひとつだけ。

  • 投稿しない

とてもシンプルです。鳴かない鳥は撃たれません。口をつぐんでしまえば、正義の斧がこちらに飛んでくることはありません。

しかも投稿しなければ、周りの評価を気にする必要もなくなります。誰かに称賛されることもなくなりますが、少なくとも「悪い評価だったらどうしよう」という不安を抱え続ける必要がなくなります。

投稿をし続ければ、必ず嫌な思いをすることになります。それがSNSというものです。公の場で大声で叫んでいるのと同じことで、反対意見の人が出てきたときには、どうしたって反撃されます。自分の思いがこもったひと言ほど、その確率が上がります。

そう、これは確率論なんです。交通事故と同じで、どれだけ警戒してても、遭遇するときには遭遇します。それが嫌なら街に出ないことです。家に引きこもっていれば正義を振り回す人に斧をぶつけられることはありません。

それって楽しくないじゃないと思うかもしれませんが、両方を得ることはできません。SNSでチヤホヤされながらも、正義の斧を振り回す人を遠ざけることはできませんので、どちらかを選ぶしかありません。

ためしに1週間ほど投稿をやめてみましょう。SNSでストレスを感じているなら、やめてみた1週間で見えてくる景色が大きく変わるのに気づくはずです。上手にSNSと距離をとってみましょう。できれば依存状況から抜け出して、なくても困らないくらいの距離感で上手に活用してください。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大以降、SNSには嫉妬の感情が渦巻いています。そして嫉妬に取り憑かれて正義の斧を振り回す人が増えました。こういう場所はどう考えても健全ではありません。近づかずに済むなら距離を置くのが正解です。

立場上どうしてもやめられない人もいるのでしょうが、そういうときは他の人の投稿は無条件で受け入れましょう。「自分はそうは思わない」なんてことは口にせずに、まずは「なるほどそういう考えもあるか」と受け入れて、自分が正義の斧を振り回す人になるのを避けましょう。

そして次のステップは、SNSの投稿を1週間やめてみることです。できればそのままずっと投稿をやめてみてください。何も困らないことに気づくはずです。むしろストレスが消えて、SNS疲れもどこかに消えているはずです。

SNSだけが世界のすべてではありません。足かせになっているなら思い切って手放すこと。足かせを付けたまま飛び立てる鳥はいません。苦しみから抜け出したいなら上手な距離感でSNSと付き合うようにしましょう。

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