自分のストレスを計測しよう!iPhoneアプリ「CARTE by CyberAgent」

自分のストレスを計測しよう!iPhoneアプリ「CARTE by CyberAgent」

私たちは普通の暮らしをしているだけでストレスがかかります。「ストレスがなさそうでいいね」なんて言われるタイプの人でも、ちゃんとストレスがかかっていますよね。人が社会の中で生きていく上でストレスから逃れることはできません。

でも全部を受け止められる人もいません。どんな強靭な心と身体を持っている人でも、ストレスを受け続ければ耐えきれなくなります。では、そもそもストレスとは何なのでしょう。今回はストレスの正体についてお話します。

ストレスの正体

私たちは「ストレスが溜まる」というような言葉をよく使いますが、そもそもストレスとはどういうものなのでしょう?数値的に計測できたりするのか、それとも感覚でしかないのか気になりますよね。

岩波国語辞典によるとストレスは次のように解釈されています。

生体に、外傷・内毒・寒冷・感染症・精神的緊張などの刺激が加わったとき、生体の示す反応

少しわかりにくいので、もう少し噛み砕いで説明すると、私たちの体は危険を検知するとなんらかの信号を出して「異常事態発生」と知らせてくれます。この信号を出す流れが「危険察知→緊張→信号発信」となりますが、この緊張状態をストレスと呼びます。

このため、ストレスそのものは決して悪いものではありません。ストレスがあるから私たちは危険を察知して逃げたり、立ち向かったりできます。また、ストレスがあるから人生に張りが出てくることもあります。

例えば定年退職をした人がうつ病になることがあるのですが、この人の場合は仕事というストレスが生きがいになっていたわけで、そのストレスがなくなった瞬間に人生に張りがなくなって無気力状態になり、心が壊れてしまったわけです。

まず覚えておいてもらいたいのは、ストレスは必ずしもすべて取り除いたほうがいいものではないということです。もちろん過剰なストレスはNGです。でもストレスがなさすぎるとダラダラしてしまい、健康ではなくなります。

耐えられるストレスは人によって違う

ではどれくらいのストレスなら適正なのか。残念ながらそれは個人によって違います。いわゆる精神的に強い人はストレスに対する耐性が強く、メンタルが弱い人はちょっとしたストレスでも心が壊れてしまいます。

この塩梅がとても難しく、他人に対して安易に「がんばって」と言ってはいけない理由でもあります。

ではストレスに対して強いかどうか、どこで決まるのでしょう?これは1つの要因では決まらず、例えば過去の経験や脳の処理能力、ストレスを感じる能力などが影響します。ある程度は鍛えることができますが、絶対的に強い人と弱い人がいます。

それは100mを9秒台で走れる人と20秒以上かかる人がいるのと同じです。

まずは自分がどれくらいのストレスなら耐えられるのかを把握する必要があります。そしてどの種類のストレスに強く、どの種類のストレスに弱いのかを知っておく必要もあります。肉体的なストレスに強くて、言葉による攻撃のストレスに弱いなど、人それぞれに傾向が違います。

これに関してはいずれ体系的に解説します。ここでは個人差があるということだけ覚えておきましょう。

ストレスを数値化できるアプリ「CARTE」

ストレスの問題が難しいのは、ストレスが目に見えないということろにあります。コップみたいなものにストレスが溜まっていくシステムで、そのコップからこぼれたら心や身体が壊れるとわかっていれば、その手前で対処すれば済みますが、現実はそうではありません。

でも、ストレスを数値化することはできます。正確には推測することができるということですが、私たちの心と身体は過剰にストレスを受け続けると自律神経のバランスが乱れます。この乱れは心拍数や血圧などに現れます。

ですので、心拍計があれば自律神経の乱れがわかり、自律神経が不安定になっている場合には、許容できないストレスを感じていることになります。

実はこの計測はスマホアプリ「CARTE」で簡単にできます。iOSのみの対応になっていますが、サイバーエージェントと順天堂大学が産学共同プロジェクトで作ったアプリで、それなりにきちんとした背景を持つアプリです。

iPhoneのバックカメラに60秒間指を当て、脈拍から心拍変動解析に基づいた自律神経の状態を1~100の数値で算出してくれます。無料アプリですので、ぜひお手元のiPhoneにインストールしてください。

CARTE公式サイト:https://carte-ca.jp

毎朝起きるときと寝る前に計測して、あとは何か行動をするたびに計測する癖をつけるといいでしょう。そして自分のストレスがどのようなときにかかりやすいのかを探ってみましょう。自分の特徴がわかれば、それを回避すべきか受け入れるべきかの判断基準にもなります。

まとめ

自分のストレス状態を知ることで、どのようなことにストレスを感じるのか理解できるようになります。それが分かれが、避けるべきストレスと受け入れるべきストレスが見えてきます。「CARTE」はそんなストレスを判断するのに役立つアプリです。

サイバーエージェントと順天堂大学が協力して開発したアプリですので、誰が作ったかわからないアプリとは違い信頼性もあります。

iOSにしか対応していませんが、無料アプリですのでぜひインストールして、自分のストレス状態、ストレス耐性を調べてみましょう。もちろん参考程度に使う必要がありますが、ストレスを感じたなと思っているときに、計測してみて実際にそういう結果が出れば、頭が納得してくれます。

自分の心と身体を守るためにできることから始めましょう。

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