お腹周りの脂肪を落とし、深い眠りを与えてくれる12時間断食法

お腹周りの脂肪を落とし、深い眠りを与えてくれる12時間断食法

30代を超えるとお腹周りに脂肪がつきやすく、困ったことにこの脂肪はちょっとやそっとの運動では落ちてくれません。お腹周りは毛細血管が少ないため筋肉の温度が上がりにく、他の部位に比べると脂肪を燃焼しにくいのがその理由とされています。

でも、まったく落とせないわけではなく、食習慣を変えることで燃焼を促すことは可能です。しかもその食習慣を取り入れることで、睡眠の質が高くなり、心も身体も安定した状態になります。いったいどうすれば、その魔法のような効果を得られるのか、詳しく見ていきましょう。

朝ごはんから夕ごはんまでの間は12時間以内

食習慣を変えるだけでお腹周りの脂肪が落ちやすくなり、さらには睡眠の質が上がって自律神経が安定する。そんなことが本当に可能なら、今すぐにでも試してみたいですよね。もちろん、すぐにでも始められます。やることはとても簡単ですから。

朝ごはんから夕ごはんまでの間を12時間以内にするだけ。これだけのことでお腹周り脂肪の燃焼が促されます。午前7時に朝食を摂ったなら、午後7時までに食事を終わらせてください。ポイントは12時間の空腹状態を作るということです。

これだけの時間、何も食べないでいると、体内のグリコーゲンが枯渇して、体脂肪をエネルギーに変えていきます。このとき、普段はなかなか使われることのないお腹周りの脂肪も燃焼し、エネルギー源として活用されることがわかっており、自然と痩せていきます。

12時間も食べずにいられないと思うかもしれませんが、睡眠時間が7時間だとすれば、空腹を我慢するのは5時間だけです。しかも夕ごはんの直後は空腹状態ではありませんので、実際には眠る1〜2時間前に小腹が空いたと感じる程度で済みます。

水分とナッツは摂ってもOK

最初は12時間も食べないでいることに慣れず、そこで無理にガマンをするとストレスが溜まってしまいます。そこで、お腹が空いたときにはナッツを食べるようにしましょう。あまりたくさん食べるのはNGですが、軽くひと握りくらいならOKです。

もちろん水分はOKですが、糖の含まれているものはNGです。水やお茶、ブラックコーヒーなら問題ありませんが、スポーツドリンクや砂糖の入った缶コーヒーやジュースなどは口にしないでください。1週間もすれば慣れるはずです。

食事で何を食べるのかはそれほど気にしなくても構いません。むしろ食事量を減らさないことと、バランスよく食べることを心がけてください。食事量を減らしても身体が活動量を落とすだけですので、あまり意味はありません。

以前は糖質制限ダイエットが流行りましたが、あれもおすすめはしません。糖質はわたしたちにとって必要なエネルギーです。炭水化物もタンパク質も脂質も、どれもまんべんなく摂るようにしてください。私たちが求めるのは健康的な身体であって、不健康に痩せることではありません。

16時間の断食ができればオートファジー効果も

お腹周りの脂肪を落としたいだけなら、12時間の空腹状態を作るだけで十分です。朝になるとお腹周りがポカポカして、燃焼しているのを感じることができるはずです。ウエストもみるみる細くなっていきます。できれば、毎日ウエストを計測しておきましょう。

ただ12時間も断食状態になるなら、思い切ってプラス4時間ほど我慢してください。そうすることで、体内でオートファジーという現象が起きます。オートファジーを簡単に説明すると、細胞の中の余計なものを細胞自体が取り除いてくれる機能で、わかりやす部分でいえば、肌艶が美しくなります。

もちろん、それだけではなく免疫力が上がりますし、肥満や糖尿病、喘息、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、うつ病、統合失調症といった様々な病気の予防に効果があります。痩せられるだけでなく、健康的な身体を手に入れることができ、そして美容効果も期待できる。

ただ、16時間のプチ断食はかなり大変ですので、まずは12時間から始めてみて、もっと頑張れそうなら、16時間まで徐々に時間を伸ばしていきましょう。

12時間の断食状態で睡眠の質が上がる

私たちの身体には体内時計というものがあり、普通に生活をしているといろいろな要素により体内時計がズレてしまいます。これが睡眠の質を下げてしまうのですが、体内時計がズレる要因のひとつが不規則な食事リズムにあります。

これを起こさせないために理想なのが、朝ごはんから12時間以内に夕ごはんを終わらせる食生活だと言われています。12時間以内に食事を終わらせることで、夜になってから身体は徐々に睡眠できる状態に準備が進み、最高の状態で就寝できるというわけです。

また就寝3時間前からは何も食べないでいることで、体内のインスリン濃度がしっかりと下がります。反対に就寝前の3時間に何かを食べてしまうと、体脂肪がつきやすくなり、せっかくの12時間断食がムダになります。

06:30 起床
07:00 朝ごはん
18:30 夕ごはん(19時までに食べ終える)
23:30 就寝

このローテーションで維持できれば、質の高い睡眠ができるので心身ともに常にリフレッシュした状態を維持でき、さらにはお腹周りの脂肪も着実に減っていきます。会社員として働いていると難しいのはわかりますが、まずは週末だけでも試してみましょう。

まとめ

世の中には様々なダイエット方法がありますが、体重は落とすことができたとしても、お腹周りの脂肪だけはどうにもなりません。これを落とすには脂肪燃焼を促すしかなく、そのために有効なのが12時間の断食です。

慣れるまでは空腹でイライラするかもしれませんが、人間の適応力は高く、すぐに慣れるはずです。どうしても空腹に耐えられないなら、ナッツを口にしてごまかしてください。

食事量を変える必要はなく、むしろバランスよく食事をすることが健康に痩せるための必須条件です。もし積極的に痩せたいのであれば、12時間の断食に加えて朝ごはん前の30分のジョギングや散歩がおすすめです。

この方法なら痩せていくのを実感しやすくモチベーション維持にもつながります。お腹周りの脂肪が気になるという人は、騙されたと思って2週間続けてみてください。すっきりとしたお腹周りに感動することになるはずです。

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